2014-01-01から1年間の記事一覧

Welcome to My Life

先学期はこの歌も歌う。 色々なサイトで紹介されている授業用の歌とは違って、オリジナリティがあるが、 これもぜひみんなに試してほしい。とはいえ、この歌も僕の同僚がチョイス。僕の手柄ではありませんが。。。歌詞から言っても中3くらいがちょうどいいの…

手紙でアウトプット

冬休みを迎えた。この休み中に2学期の総括をしないと。3学期に結びつかん。2学期。高校の授業、コミュⅠではアウトプットにこだわり授業をしたつもり。 最後のレッスンはLetters from a Battlefield。硫黄島の話。Landmark English CommunicationIIに出てくる…

「プラクティカルイングリッシュ」

先日、知り合いの勤める金沢八景の某公立大学へ授業見学。 大学の英語教育では先進的なこの大学。全学部の学生が英語だけで行われるコミュニケーション中心の授業を週に3回受けて、TOEFLである一定上の点を取らないと単位がもらえない、というもの。イ…

オーラルサマリーを考える

高校生のコミュニケーション英語Ⅰの授業で、使えそうなパートがある場合、生徒に壇上でオーラルサマリーをやらせている。手順は教師が4枚の内容をリマインドさせる絵を黒板に張り、それを使いながら模範サマリー。 ↓ その4枚の絵と、その部分で使うべきキー…

『英語教師のための発問テクニック』 田中武夫・田中知聡

英語教師のための発問テクニック―英語授業を活性化するリーディング指導作者: 田中武夫,田中知聡出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見る読んだ本の影響力は実生活で認識で…

One Thing by One Direction

今学期は中間までこれ。 これはまた成功。生徒たちは楽しそうに歌っている。やはり男性グループの歌は男子校では適しているのかもしれない。今回の歌はいつも通り「この歌だ。聞いてみよう!」と聞いてから発音練習。 そして歌い始める。この段取りだが、歌…

印象に残る英語教師

Enoch Arden, and Other Poems. With Biographical Sketch and Explanatory Notes (English Edition)作者: Tennyson,Baron Alfred Tennyson出版社/メーカー: HardPress Publishing発売日: 2014/08/04メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る*…

『「なんで英語やるの?」の戦後史』

「なんで英語やるの?」の戦後史 ??《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程作者: 寺沢拓敬出版社/メーカー: 研究社発売日: 2014/02/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (17件) を見る一気に読んだ。著者の寺沢氏のKATEの発表を明…

Shape of My Heart

中2向け夏の講習。歌も歌う。この歌、僕が選んだのだが、まあまあのウケ。生徒の精神年齢にはまだまだ遠い歌か。「偽った自分からの脱却」みたいなものはもう少しすると、おぼろげにでもわかってくるかな。学年持ちの後の二人のクラスでもまあまあの評価の…

ELEC 2014 summer

今日はELECの夏季研修会へ。同僚2人と行く。この3人でこの研修会に行くのは3回目。情報の共有と長期休暇のリフレッシュ。午前は神奈川の萩原先生。いわゆる「困難校」での実践。 オーラルイントロ→解説→リテル という流れ。自分もこの流れを基本としてい…

『アメリカの小学校に学ぶ英語の書き方』

アメリカの小学校に学ぶ英語の書き方作者: リーパーすみ子出版社/メーカー: コスモピア発売日: 2011/09/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (8件) を見る自分のことを振り返ってみると、小学校の時に作文の書…

英授研 例会 2014.7

英授研例会へ行く。その中で、new treasureを使った英文法の授業の実践報告。所謂トレーニング色が強く出た授業。生徒はとてもよくしつけられており、よく動いていた。記憶という観点から、1つのパートを1日で終わらせるのではなく、何日にもわたって記憶…

『ここがおかしい日本人の英文法』 T.D.ミントン

ここがおかしい日本人の英文法作者: T.D.ミントン,T.D. Minton,安武内ひろし出版社/メーカー: 研究社出版発売日: 1999/10/01メディア: 単行本購入: 21人 クリック: 252回この商品を含むブログ (25件) を見るもう15年も前の本ですが、この本が出たときはだ…

『英語指導技術ガイドQ&A』 語学教育研究所

なかなか面白かった。何度かお話ししたことのある先生もいて、なお楽しめた。 山本良一先生の部分が面白かった。story retellingは前から僕自身も行っているが、もっぱらキーワードを提示してのライティング活動と位置付けていた。今は高校生の授業でオーラ…

Back to the Future で授業

今学期は表題の映画で授業。 前回はSound of Musicだったので、今回の映画は少しポップな感じか。流れは ①プリントに前回の視聴部分のハイライトシーンのキャプチャー画像と英語のキーワードを連ねておき、それを使ってオーラルイントロ。 ②プリントにある、…

KATE 月例 2014. 5

文学を使って英語学習をする。これのメリットはなんだろうと考える。やはり、学習者が英語を読み進めるドライブが強いということだろう。先が読みたい、という気持ちだ。プロットが面白いものであれば尚更。英語のオーセンティシティを利点とする人もいるけ…

Bad Day

久しぶりの更新。公私ともにバタバタで忙しい。そんな中、中間考査が始まった。今回のテスト範囲までに歌ったのがこれ。この歌は僕が授業で使った歌で最も成功。というのも生徒ウケがめっぽういいのです。 生徒たちがこんなに歌いたがる歌は初めて。 英語的…

KATE 月例

今回はパフォーマンス課題についての発表。高校での実践。最初の部分は遅刻したため、聞けなかったが。 レッスンの本文を理解した後に、それを基にしたパフォーマンス(4技能のどれかを中心に)を課し、それを評価していくというもの。発表の趣旨としては、…

英文素材をアクティブに!

最近の授業で心掛けていることがある。それは、英文素材をとにかくアクティブにするということだ。現在授業でメインで使っている教科書One World2。とてもよくできていて気に入っているが、もちろんストーリーで読ませるような内容を持っているわけではない…

2014 ELEC春期

今回のELEC春期は九段中等の渓内先生、神大の久保野先生。前半、渓内先生は授業の展開の音読までの部分を中心に実践の紹介。 Oral Intro→Explanation→音読。この工程。渓内先生の発表では、当たり前のことだが、何となくおざなりにしている実践、または面倒…

『5STEP アクティブ・リーディング』 和田玲

先日のKATEの月例はこの方。期待していったが、期待通り。面白かった。授業を体験する形で研究会は進んでいき、気づくと僕もだいぶ英語を話している。彼の著作も研修後、読んでみる。研究会でも、著作の中でも、とにかく生徒を能動的に英語に向かわせること…

『即戦力がつく 英文ライティング』 日向清人

即戦力がつく英文ライティング作者: 日向清人出版社/メーカー: ディーエイチシー発売日: 2013/02/08メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (10件) を見るいい本に出合えた。大学院時代の友人がこんなことを言っていた。「知識っていうのは、何…

私の入試改革論

『英語教育ブログ』みんなで書けば怖くない!企画に参加しています。英語教育については、勤務校の性質により、教員の感じている問題点は違うと思います。 だからこそ、皆の意見を持ち寄って考えることに意味があるのかなと。さて、お題は「私の入試改革論」…

(英語)授業改革論

田尻先生の本。おなじみの本ですがきちんと読んでなかったので。この本で2つの確認が出来た。 まずはこの点。 決して、強制的な補習を増やしたり、6限や7限の授業を増やしたり、長期休暇中に生徒を学校に出して補習することではない。授業の質を高めずして授…

授業で歌うこと(Hello, Goodbye)

授業は5分単位くらいで授業案を立てているけど、予定通りにいかないこともある。 そんな時には歌がいい。4分くらいの歌は本当に便利。 生徒の元気がない時のいい栄養にもなるし。 それでも、発音等は最初に導入する必要はあるけれど。実際、授業で扱う意義は…

内在化→統合→アウトプット

アウトプット実践について、すこしまとめているので、この本を読み返す。この本で、第二言語習得の認知プロセスはインプット→気づき→理解→内在化→統合→アウトプットとなっている。この流れの中では、アウトプットが最後に来ているが、これは言語習得の目標が…

2014 センター試験 英語の新傾向

センター試験終了。 英語の問題を見てみると、少し変わってますね。 うちの学校の生徒たちなら問題ないと思うけど。 しかし、いい問題です。 それは第3問のB。パラグラフから不要な1文を取り出す問題です。これの作問の意図としては、「段落一つに言いたい…

KATEに行ってきた

先週末、KATEの研究会へ。 ポートフォリオの評価法について。内容的にはポートフォリオの基本的な概念とその実践報告。 報告に関していえば、いかにアウトプットに結び付く活動を評価するのかという点に焦点が当たっていた。プロジェクト型の授業を組み…

アウトプットを大事にしたい

新年を迎えました。 ブログを見てくれている方々。今年も暇があるときにどうぞお立ち寄りください。自分の中では、昨年のフォーカスは発音にあてていました。 以前からの反省でもあったし、「共通語の英語」という観点から考えても いい素材であったからです…