英授研 例会 2014.7

英授研例会へ行く。

その中で、new treasureを使った英文法の授業の実践報告。

所謂トレーニング色が強く出た授業。生徒はとてもよくしつけられており、よく動いていた。

記憶という観点から、1つのパートを1日で終わらせるのではなく、何日にもわたって記憶を強化させるという狙いもあった。

よく練られていて、完成されていた授業。生徒の発話も多く、エネルギーにあふれた授業。

しかし、記憶の視点で1パートが数日間の授業に分配されているので、授業はが分断されているようにも感じられた。

僕自身も質問させてもらったが、コンテンツが多すぎるように感じられた。ビデオに収められていた授業でも、

のび太の一日

新出語句(のび太とは関係なし)

サイトラ(上記二つとは関係なし)

アルバイトの是非(プレゼン、上記の三つとは関係なし)

how toの導入

かるた

並べてみるとすごい。生徒の中にはどのようなつながりとして英語が残るのだろうか。

英授研と言えばこの人、T先生はこう批判されていた。

「言語教師として、授業も見つめるべき。この授業で生徒は頭を使ったのか。」
「アルバイトの是非を語った生徒に、フィードバックしないのはなぜか。ストップウォッチ片手に生徒の意見を聞くのはダメだ。」
「ストップウォッチで50分生徒を縛るのは訓練と同じだ。」

自分のもやもや感を言語化してくれた。先生は最後にこう言われた。

「まず、ストップウォッチを使う時間を減らしなさい。」
「生徒にあてるとき、ナンバー入りのカードを使うのではなく、今語らせたいという生徒の顔を見て選びなさい。」

耳が痛かった。