手紙でアウトプット

冬休みを迎えた。この休み中に2学期の総括をしないと。3学期に結びつかん。

2学期。高校の授業、コミュⅠではアウトプットにこだわり授業をしたつもり。
最後のレッスンはLetters from a Battlefield硫黄島の話。

Landmark English CommunicationIIに出てくるこのレッスン。読み物としては面白い。そして、題名の通り、全編手紙が話題の中心となる。
だとすれば、最後のアウトプット活動は手紙かなと、と思いつく。

このレッスンの話題の中心、栗林氏(同名の映画だと、渡邊謙が演じていた)。この軍人、遺体もまだ見つかっていないらしく、さぞかし無念の死であっただろうと思う。そこで、生徒にこの人物になりきり、日本の家族に最後になるかもしれない手紙を書こうという活動。

文法項目を限定し、誘導することはせずに、内容の中に硫黄島での戦い、思い出に残ったことなどを伝えることもしてみよう、とアドバイス。これで、ある程度本文を読み返し、retellの活動のニュアンスもでる。

生徒の手紙はとてもうまくかけていてビックリ。

いい作品を皆で共有。

課題は、それなりに時間と労力のいる活動の割に、フィードバックが淡泊になってしまうこと(もちろん僕が全部読み赤は入れました)。
ペアでの見せ合いはしたので、さらに他者に読んでもらうには、ペアを変えてみる、また、その相手からメモででもフィードバックはもらうなどが考えられるか。

この活動で生徒の心にこのレッスンは他レッスンより残ったのでないか。英語だけではなく、内容も。