KATE 月例

今回はパフォーマンス課題についての発表。高校での実践。

最初の部分は遅刻したため、聞けなかったが。
レッスンの本文を理解した後に、それを基にしたパフォーマンス(4技能のどれかを中心に)を課し、それを評価していくというもの。

発表の趣旨としては、力点が別にあったかと思うが、僕自身はそのパフォーマンス課題の中学への下ろし方について考えさせられた。

中学の教科書は、何かを読んでそれに基づいてパフォーマンスしてみる、という作りに、検定教科書が作られていない。たとえば、現在扱っているもので考えても、UNITの目標は「自分の将来の夢についてのスピーチをすることができる」。だが、そのUNITで出てくるレッスンの内容はロボットコンテストハロウィーンインターンシップ。もちろん何らかの「夢」との関連性は出るようには作られてはいるが、やはり弱い。

我々のするべきことは、そのパフォーマンス課題に進んでいくときのトピックの扱い方に濃淡をつけることか。

これもまた、前回の記事で書いた本文の「アクティブ」化と関連が深い。「夢」でおしきる授業展開ができればいいのだが。