『即戦力がつく 英文ライティング』 日向清人

即戦力がつく英文ライティング

即戦力がつく英文ライティング

いい本に出合えた。

大学院時代の友人がこんなことを言っていた。

「知識っていうのは、何かの事柄を頭に入れておくということではなくて、あ、それならこの本に載ってる、と言える本を知っていること」

うーん、とうなったのを覚えている。

この本は英語を書くときにぜひ近くにおいておきたい本である。

面白かった点を引用。

ここでのポイントは、「そういうつもりだ」という意味でbe going to do something を使うときは、主語が大抵I/Weであり、この点、It's going to rain.のように、何か手がかりがあって予想するときとは対照的です。
このようにbe going toは主観的な要素を強調することから、レストランなどで注文を決めるような場合、友達同士なら、
OK, I'm going to have a hamburger.
は何ら問題ないものの、相手が招待してくれているといった事情があるときは、ニュートラルな
OK, I'll have a hamburger.
の方が無難とされています。

わかりやすいですね。中学で未来の形を教えるときに、この説明はしないでしょうが、この形をとらえておくことは教師にとっては必要かもしれませんね。

ナラティブな文章
マクロのスキル
いつ、どこでの話かといった舞台設定をする→書き手にとり印象深かった出来事に紙面を割く→書き手の感想、というふうに構成する。

これ、中1の教科書でのライティングパート(One World)にも薄っすらと出てくる。この考え方が出どこであるとわかっていると指導も深まります。

これ、松井先生のブログで見て読み始めました。ボロボロになるまで使えそうです。