授業

賢い子はスマホで何をしているのか 石戸奈々子

賢い子はスマホで何をしているのか (日経プレミアシリーズ) 作者:石戸 奈々子 日本経済新聞出版 Amazon 個人個人が持つ端末が教育に与える影響は甚大である。生徒を見ていて(いや身近にいる人を見ていて)、まず感じるのはトラブルシューティングの力がない…

Google翻訳と授業

現在、コミュ英の授業でプレゼンの準備を生徒に行わせている。 検定教科書(Pro-Vision II, Lesson 5)で読んだ、俗にいう「いいデザインとはカッコいいデザイン」という固定概念を捨てて、「いいデザインとは人間が抱えている問題を解決してくれるデザイン」…

英語表現をどう行うか →「りんごのうた」

自分のブログで、約1年前こんなことを書いている。 (英語表現という授業が)スピーチしたり、意見文書かせていると良い授業、と教員みんなが思ってしまうと、「コミュ英」との差異はなくなるし、生徒も何となく文法やってる、なんとなく表現活動やってる、…

2学期の取り組み② ー授業内で扱った歌

2学期もよく歌を扱いました。 高1担当者3人で選んでいるので、私が選んだのは1曲。 これからご紹介するものの3曲目、Bad Dayです。 前の学年で試したときに、すごくみんなが気に入ってくれたので、鉄板曲ということで。 2学期は5曲。星の数は3点満点で生徒…

2学期の取り組み① ー授業内のプロジェクト活動(プレゼンテーション)

最も長い学期が今年度も終わった。 今年は高1の授業を持っていたが、担任もないので授業に集中できている。 今学期はコミュ英の中で、プロジェクト活動として生徒たちに動物の生態についてプレゼンテーションに挑戦させた。 よくある活動ではあるけれど、今…

語学学習における自信

このゴールデンウィークで語学学習者が持つべき自信について考えた。廣森さんの『英語学習のメカニズム』を読みながら。 その本でも紹介されているが、ノッティンガム大学のドルニェイは「外国語学習者を動機づける10か条」の中に「学習者の言語に対する自…

教師が教室にいる意味

前回のブログで少し書いたのだが、入試問題演習を授業で扱い始めると、断然「教師が教室にいる意味」を考えざるを得なくなる。 「問題やれ!」、「ハイ終わり!」、「ここの問題はね、、、」という形態でやるのなら、40人で一斉に授業を行う意味も、教師が…

3学期の授業に向けて

そろそろ3学期が始まる。2学期は様々な授業形態を試してみて、うまくいったものもあるし、そうでないものもあった。 2学期が終わり、ホッとして冬休みは考えたいことだけを考えて、3学期をなんとなく始める。これではいかん! ということで、2学期の振…

長期休暇の宿題について

夏休み前、最後の勉強会では「夏の宿題」をテーマに。まずは、みんなでこの夏、何を宿題として出す予定か、もしくは過去出したことがあるかを披露しあう。同じ職員室でずっと一緒にいるのに他学年のことはわからないもの。文法・語法問題集のパートを決めて…

考査前だから考えさせたい(コミュ英活動)

考査前、範囲は終わっているのでやろうと思えば自習にできる。 でも、英語はある意味で実技科目。 やればやるだけできるようになるのだから、自習はなるべく出さない。本日で授業は終わりになるが、コミュ英の授業の最後は洋物の教科書の復習として、 関連の…

Big Question

授業が始まって数週間。 今のところ、授業はうまくいっている(と思う)。最近意識していることは、基本のキなのだけど、生徒に自分の伝えたいことをしっかりと伝えようということ。 それから、生徒の気持ちに寄り添うことも大事にしようということ。こちら…

教科書をどう使うか

もう少しで、新しい年度が始まる。今年度は高校2年生を担当。コミュ英と英表。昨年度はうまくいかないことも多かった。 うまくいかなかったことを挙げてみると1.英語を得意とする生徒には多少退屈になってしまった 2.雰囲気をうまく作りにくいクラスを1…

Landmark Communication English 2 Lesson 5

このレッスン、題名は Science of Love。生徒の興味が引きやすいかというとそうでもない。導入はオーラルイントロではなく、まずは恋愛といえば歌ということで、恋愛の始め理の歌1曲、お別れの歌1曲を聞いてディクテーション。その際、聞き取らせる言葉は恋…

メリル・ストリープ スピーチ 英語 全文

授業で動画が使いやすい環境ができた。 全クラスにWi-Fi環境、プロジェクターが完備されたから。 でも闇雲になんでもかんでも見せればいいということでもない。 厳選してみせたいところ。昨日 ニュースでメリル・ストリープのスピーチが話題に。 英語学習に…

Landmark Communication English 2 Lesson 4

本日はLesson 4のまとめを。まずは、いつものようにオーラルイントロ。 流れはホリエモンの著書の紹介。彼をイノベーターと呼ぶ人もいることも紹介。 彼の著書内での「やりたいことがあるならやればいい!」とか「やりたいことは今やれ!」のような文言を紹…

Landmark Communication English 2 Lesson 2

準備にとても時間がかかるのに、時間がたつと忘れるんだよなー。 細かい教案。。。 ノートは作ってるけど、見返してもよくわからない。 で、ここに残しておくと。1 まずは英語でオーラルイントロ。すべてパワポで。 東京オリンピックの開催地でもめてる話か…

教科書の進め方 Landmark communication English 1 Lesson 10

このレッスンはパート毎に教科書を進めていくと、生徒の反応が悪いというのと、結局本文に触れる回数が多ければ多いほど良いという観点で、パート毎に進めるやり方を見直した最初のレッスンを、備忘録的に書いておきたい。まずはオーラルイントロ。今回の題…

発問でインタラクション

久しぶりの更新。 夏休みも忙しく、あっという間に過ぎてしまいました。。最近は研究会で勉強している「発問」にこだわって授業している(つもり)。中学3年の教科書が終わろうとしているところ。 One World最後のレッスンはディベート。題材はWhich do you …

発問とフィードバック with Perfect by P!nk

中学3年の検定教科書(One World)も終わりが見えてきた。 今は、リーディングパートを扱っている。題材は体内時計。授業の流れは、ものすごく大まかに言うとオーラルイントロ 1stリーディング 簡単は本文の抜き出しで答えられるような発問に書いて答える 2nd…

「理解」の先にあるもの

5月から教員の人事の関係で急にコミュニケーション英語の授業を持つことに。 1学年を3人の教員で担当することになった。そこで思ったこと。いわゆる英語が頭に沁みていく作業は当然行いたい。トピックに関連した、何か表現活動もしたい。 でも、結局は、扱う…

オーラルサマリーを考える

高校生のコミュニケーション英語Ⅰの授業で、使えそうなパートがある場合、生徒に壇上でオーラルサマリーをやらせている。手順は教師が4枚の内容をリマインドさせる絵を黒板に張り、それを使いながら模範サマリー。 ↓ その4枚の絵と、その部分で使うべきキー…

英文素材をアクティブに!

最近の授業で心掛けていることがある。それは、英文素材をとにかくアクティブにするということだ。現在授業でメインで使っている教科書One World2。とてもよくできていて気に入っているが、もちろんストーリーで読ませるような内容を持っているわけではない…