2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

音読すればそれでいいのか

画像の冊子、アルク作成のものだが、これがおもしろい。 煎じ詰めればアルクの製品を使え、ということになるのかもしれないが、よくできた冊子である。ただで購読できるのでこれは読むべき。この冊子の中で大東文化大の靜氏がこう言っている。 文字を見たと…

『英語教育と「訳」の効用』

読み終わった。 基本的に授業内で使われる訳の復権を狙った本である。さて、来年度から高校の英語の授業は英語で行われることになる。 「基本的に」行うようにとのことだから、すべて行う必要はない。 では、どの部分を日本語で行うか。 やはり「説明」であ…

3単現を間違う

勤務校の定期試験が終わり、今まさに採点天国。今年度高校3年生はライティングを担当していた。今年度から授業形態が変わり、ネイティブスピーカーとのteam teachingを行う。 和文英訳ではネイティブのレスポンスの速さを頼り、生徒の解答がかなりばらつくも…

英文法の学習配列

勤務校で新科目「英語表現」について話題になっている。 そこで英文法の学習順序について話が盛り上がった。この科目、英文法を概観していくスタイルの教科書に人気が集まっているようだ。そのようなテキスト見てみると、日本の英文法テキストに多いパターン…

入試が終わったら

ある研究会の懇親会での出来事。こんな風に英語が教えられたらいいね、と意気投合。 アイディアがどんどん出てくる。私は今勤務校で高校3年生を教えていて、まさに今終わろうとしている。今は生徒の実情も考えて(学校の事情も考えて)、入試に徹していると…