考査前だから考えさせたい(コミュ英活動)

考査前、範囲は終わっているのでやろうと思えば自習にできる。
でも、英語はある意味で実技科目。
やればやるだけできるようになるのだから、自習はなるべく出さない。

本日で授業は終わりになるが、コミュ英の授業の最後は洋物の教科書の復習として、
関連の英語動画を見る。

そのあとで、前回アップした記事にも書いた"big question"に答えてもらう活動をした。
時間もない中、生徒はいいものを書いてくれていたと思う。

Questionは "What is discrimination?"
条件はワンワードで定義して、理由を端的に添える、ということ。

生徒の答えには面白いものがたくさん。(文法、語法などで誤りがありますが、そのまま)

わかりやすいものとしては、
Discrimination is prejudice.
People have discrimination without trying to know what kind of people he or she is. They may have really good characters, but people look down on them because of skin colors and appearance and so on.

この文章の中では、なかなか使うことない"prejudice"という単語が生き生きしている。


こんなものも。

Discrimination is satisfaction.
It’s because discrimination occurs when those who are weak want to be satisfied. By looking down on others, they would be contact with their situation.

これも納得のいく定義だと思う。


これもよく書けていたと思う。

Discrimination is justification.
People who discriminate other people are always thinking that “I’m correct,” and don’t accept difference. They discriminate to justify themselves.

この活動で見えてくるものは、彼らの語彙の発達がやっと彼らの思考に追いつき始めているということだろう。prejudice, satisfaction, justificationなど、こういう機会でもなければアウトプットする機会のない言葉たち。
その言葉が生気を帯びていく感じはとてもよい。


考査の準備で忙しいだろうけど、彼らがこの課題を与えられて、一生懸命に考えている顔を見ていると、本当に頼もしい。
このような活動はしっかりとやっていくべきであろう。