発問でインタラクション
久しぶりの更新。
夏休みも忙しく、あっという間に過ぎてしまいました。。
最近は研究会で勉強している「発問」にこだわって授業している(つもり)。
中学3年の教科書が終わろうとしているところ。
One World最後のレッスンはディベート。題材は
Which do you like better, boxed lunches or school lunches?
このレッスンでも、最後の目標は意見の陳述とディベートであっても、本文はそれなりにあるので、ここでも発問を作っていく。
K: Which do you think are better for junior high school students, boxed lunches or school lunches?
T: Well, I believe school lunches are much better.
K: Why do you think so?
T: Because school lunches are more convenient and nutricious.
K: Nutricious? What do you mean?
T: I mean school lunces are good for your health. For example, you have to eat your vegetables even if you don't like them.
K: For that reason, I don't like school lunches.
発問は基本的に3種類から作る。まずは事実確認。これは、書いてあることをそのまま書けばいい。
Which does the teacher think are better for junior high school students, boxed lunches or school lunches?
次。文の内容で少しギャップがあるところを推論させる質問。これも文を作るのは簡単。
What kind of food doesn't Kenta like?
次は内容を踏まえて自分の知識などを使って、上記のものよりは深い推論が入る発問。これは、生徒に負荷がかかる。日本であっても、答えるのには工夫がいる。
Why does the teacher think school lunches are more convenient?
このように発問をしていくと、生徒の発話をうまく引き出すために、インタラクションも必要となるので、英語のやり取りが生徒にとってはきつくなるが、うちの生徒なら頑張ればできる。アウトプットの1つとして、発問を練るのは教師にとっても意味のあること。なぜなら、しっかり発問を考えることが、授業のインタラクションをしっかり考えることになるからだ。
これはとても大切。
この本を読み返しながら、また授業案を練り直し。。
- 作者: 卯城祐司
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