教室で発音を指導するとは

先月勤務校で初の勉強会が開かれる。題名は「発音指導」。
その際の司会は僕が行い、話題の提供をした。
それなりに準備はしたが、思ったより議論は活発ではなかった気がする。

僕の問題提起は

日本の英語教育において発音指導はどこまで行うのが妥当か

ということに尽きる。

World Englishesの観点から見ると、どれくらいのところまで行うのかが妥当かという議論は、巷で既にあって、参考になるものも多くみられる。個人的にはそのあたりを参考にしながら自分なりのルールを立てる必要があると思っている。

議論が盛り上がらなかったは、やはりこのあたりについては皆、なにか確固たるものがないことの現れではないか。

一方で単語や文での強勢、リズムは大切であるという声は多く聞かれ、次第に行う教師が減っているフラッシュカードの意義も再確認されたり、発音のモデルはどこにあるのか、ということが皆の頭に想起されたりと意義深い点も多かったと思う。

次回の勉強会は"All English?"という演題で。担当者は僕ではないが、一応の準備はして臨みたい。

画像は八王子で食べたガレット。うまかった。ビールが合いそうだった。