『英語教師のための第二言語習得論入門』 白井恭弘


今度、勤務校の保護者に向かって講演のような、授業のようなものをすることに。
じゃあ、英語教育がやたらクローズアップさせる昨今、英語教育で今の時点で本当にわかっていることと、わかっていないことをはっきりさせるということに少し意味があるのでは、と。トピックをその辺りにしようかと思い、この本を再読。

おもしろかった。

改めて、良質な(ほとんど理解可能で)たくさんのインプットを与え、そして必然性のある(コミュニケーションをする必然性が伴う)アウトプットを適度に与える。

これをもう1度自分の授業で反映させようと思う。

保護者向けの講演ということで言えば、この本の内容を、昨今騒がしい英語教育のトピックに当てはめて考えていくと結構混沌とした議論が整然となるのではないかと思う。
TOEFLの大学入試への活用などはまた違う知見が必要でしょうけど。